◇「衆院選、万全に」/「既定路線」他党冷ややか
民主党代表選で小沢代表が8日、無投票で3選を決めた。「小沢代表のもと衆院選対策に万全を期したい」と、県内でも総選挙に向けて臨戦態勢に入りたい民主は力をこめる。その一方で、他党は「再選は既定路線」として冷ややかに見ている。
小沢代表の3選について、民主党県連の武正公一幹事長は「選挙への取り組み方や議員や支援団体からの意見の集約の仕方など、リーダーシップを発揮している」と評価した。
他党から無投票を批判する声が上がっていることについては「候補者擁立を模索したが、総選挙への準備を優先させよう、との意見があり、再選でいくことになった。他党は我が党の事情をよくご存じない」と反論した。
一方、県内各党は小沢代表3選を既定の出来事として冷静に受け止めている。
自民党県連の山口泰明会長は「他党のことはあまり論評はしない」としたうえで、「既定方針どおりの結果だ。それが民主党のやり方なんだろう」と話す。衆院の解散・総選挙に向けて「小沢さんは百戦錬磨の方」と警戒感を示し、「私としては何よりも自分のところの態勢をしっかりしたい」と話した。
公明党県本部の福永信之幹事長は、個人的見解としながら、「代表選で投票できるはずだった民主党のサポーターはどう考えているのか。選挙がないため、自民党総裁選に比べて地味なのは否定できない」と語った。
「片方の福田首相は自滅したが、大連立は生きた構想だった。政権が民主になっても国民が苦しんでいる状況は変えられない」と指摘したのは、共産党県委員会の小松崎久仁夫委員長。「大企業や米国のいいなりの政治を断ち、中身を変えなければ現状を打開できない」
社民党県連の日森文尋代表は「民主党内で政策上の違いがあることは承知している。それを党内で調整した結果だと思う。尊重するとしか言えず口を挟めない」と話した。

